優れたデジタルエクスペリエンスを急速に実現

Blackwoods

Blackwoodsは過去140年間で、シドニーハーバーの小規模な船舶用品会社から、オーストラリア最大の工業および安全製品のプロバイダーへと成長している企業です。

Blackwoodsは、地位を問わずあらゆる人材に支えられる、優れた組織です。Blackwoodでは、困難な時期にも従業員のつながりを維持し、声を聞くためにより優れたデジタルエクスペリエンスを構築することが、戦略的な企業文化の醸成に重要であると認識されてており、CEOのRachel McVittyもこれを強く支持していました。しかしながら同社はオーストラリア最大の工業および安全製品サプライヤーであるため、国内でも遠隔の地域まで人材が分散しており、従業員エンゲージメントの育成は容易でありません。さらに、新型コロナウィルスのパンデミックにより本社スタッフが在宅勤務を強いられたことが、課題をさらに深刻化しました。

BlackwoodsでのYammer稼働に際し、Mcvitty氏は自身の動画コンテンツを配信し、組織の半数がそれをYammerで視聴しました。動画は『Blackwoodsの独自性』である歴史と文化を取り上げ、Blackwoodsが素晴らしい職場である所以について、各従業員が持つストーリーの共有を促すものでした。

エンゲージメントを高め、2,000人を超えるチームメンバーに共通する文化とコミュニティ感情を構築するため、BlackwoodsはMicrosoft 365への投資を拡大しました。エンタープライズソーシャルネットワークプラットフォームにはYammerを選択し、小規模なYammerのパイロットを開始しました。パンデミックの状況が悪化する中、組織内での利用拡大は急務でした。

Engage Squaredによるアドバイスの中心は、プラットフォームの成功に向けたリーダーシップチームの協力を確保することでした。Yammerの稼働とそれにともなうCEO動画の配信は、140年の歴史でも新しい取り組みであり、チームメンバーは初めてCEOと双方向のデジタル対話の機会を持つことができたのです。

もう1つの成果はNathan氏がYammerを単なるテクノロジーとしてではなく文化として捉えたことでした。『Blackwoodsの独自性』を重視したEngage Squaredのアプローチは簡単に受け容れられました。『すべての従業員にはそれぞれのストーリーがある』のです。

Engage Squaredの支援により作業は加速し、稼働までの期間は4週間以上短縮し、エンゲージメントの水準はBlackwoodsの予想をはるかに上回りました。「より優れたデジタルエクスペリエンスに向けて、Blackwoodsは急速な発展を遂げています。」と、Nathan氏は述べています。