Client
Multinational Contractor
Services
Microsoft365, SharePoint Online, Power Automate
Industry
Telecommunications, Engineering and Infrastructure, Building and Property, Mining and Resources, and Environmental
Organisation Size
Large (50,000+ employees)
Country
Australia, South East Asia, New Zealand and Middle East
クライアントはオーストラリア、東南アジア、ニュージーランド、および中東で事業を展開する多国籍事業者で、経験と専門知識を活用して将来有用なソリューションを開発するとともに、資産、インフラ、資源に関わるプロジェクトのライフサイクル全般にわたり永続的価値を提供しています。
8つの運営会社との情報を共有する度に、各社チームとメールで連絡を取り、別々の社内イントラネットでコンテンツを公開する必要がありました。これは時間のかかる、社内リソースを浪費する作業でした。またメッセージは一貫性に欠け、配信は必ずしもタイムリーではありませんでした。
クライアントはサイロ化を脱却するとともに、8運営会社5万人と効果的な社内コミュニケーションが実現できる、イントラネットソリューション構築を検討しました。
Engage Squaredは、運営会社や部門の境界線を越えて従業員をつなぐ、デジタルワークプレイスの構築を任されました。ソリューションは独自のお客様の要件を満たすだけでなく、直感的かつ堅牢でなければなりません。またグループ全体のニュース、ツールや、会社別個人別にパーソナライズされた情報に、迅速かつ簡単にアクセスできることが必須条件でした。
2018年10月、Engage Squaredは2か年計画に着手しました。6か月の調査フェーズ開始にあたり、グループ内の主要関係者全員にインタビューを実施しました。Engage Squaredがプロジェクトを成功させるためには、独自の要件をすべて収集し、システムを日々使用する従業員のニーズを完全に把握することが必要でした。さらに、当社とクライアントは共同で、リスクを軽減しコンプライアンス要件に準拠しつつ、重要なビジネス価値をもたらすデジタルワークプレイス実現に向けた明確なロードマップを策定しました。
クラウドベースの高度にカスタマイズされたMicrosoft SharePointイントラネットが、複雑なパーソナライゼーション要件を満たし、場所やデバイスを選ばすアクセスできるよう展開されました。また、Microsoft B2Bのゲストテクノロジーを用いることで、8つの異なるMicrosoftテナントを1つに集約しました。
Engage Squared 360がサポートするソリューションでは、専門チームがクライアントの「継続的改善」を支援します。またテクノロジーのアップデートやイントラネットアクセラレータ機能には、標準サポートのサイクル外から優先的にアクセスすることも可能です。
プロジェクトが極めて複雑であるため、クライアントは実装前にMicrosoftによるソリューション確認を行い、承認を得る必要がありました。Microsoftだけではありません。独立系のサードパーティによる確認も実施され、承認を受けました。次は、確実かつ包括的なテストの実施です。Engage Squaredは、ユーザー同期やカスタマイズコンポーネント開発の各段階で、独自のテスト計画を策定していました。この透明性の高いアプローチにより、クライアントは事前にテストフェーズの洞察を得たうえで、結果を確認することができました。
カスタマイズされたMicrosoftのイントラネットソリューションは、コラボレーション、コミュニケーション、コネクトに必要なツールをお客様に提供しました。
さらにユーザーは今や、より操作性の高い連携やファイル管理など、クラウド環境でしか実現できない付加機能を活用することもできます。