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Client

SUMITOMO CORPORATION

Industry

Trading Company

Country

Japan

Services

Microsoft 365 Copilot

大手総合商社の住友商事株式会社(本社:東京都千代田区)は、「デジタルで磨き、デジタルで稼ぐ」という経営戦略を体現すべく、Microsoft 365 Copilot(以下、Copilot)を海外含む約9,000名の全役職員・グローバルを対象に導入し、Copilot含む生成AIのさらなる活用に挑んでいます。

 

<From: 住友商事 IT企画推進部 主任 浅田和明 様>

従来のシステムとは異なり、社員の意識を変革させることが重要なCopilotの展開において、プロンプトやユースケース提供のありきたりな支援ではなく、チェンジマネジメントに伴走いただき大変感謝しております。Copilot Championの取り組みを通じて、Engage Squared様とともにCopilot展開のベストプラクティスを作り上げていきます。

|9,000名の全役職員にCopilot導入。その背景は?

住友商事は、「デジタルで加速する新たな成長」を目指し、デジタルの活用を通じて「日々のルーティンワークを減らし、クリエイティブワークにシフトできる環境づくりの提供」に取り組んでいます。2024年4月には、国内6,000名、海外3,000名の役職員を対象に、Copilotを全社導入し、日系企業の大規模グローバル導入の先行事例(※1)として、各方面から注目を集めています。

<※1:以下、関連記事>

Microsoft 導入事例ページ:お客様導入事例 『住友商事が日本企業初の Copilot for Microsoft 365 をグローバル全社導入。従業員一人ひとりの生産性・創造性を向上し持続的成長を実現』

日経ビジネス 特集記事:『Copilot for Microsoft 365 は「使わない人にこそ使ってもらう」グローバル全社導入の真の狙いとは』

|真のムーブメントに必要なのはカルチャー変革!事務局の奮闘と限界

導入にあたり、住友商事のIT企画推進部(以下、事務局)では、Copilot訴求のポスター掲示、社内デジタルサイネージへの訴求動画放映、Copilotトレーニング(社内通称「コパトレ」)、SharePoint Online上でのCopilotポータルサイト開設などの社内プロモーション施策を実施。導入から約3か月で、イノベーター層(Copilotへの興味や関心度が高いユーザー層)への浸透については、一定の成果があがりました。

一方で、ユーザーから事務局に対しては、「すぐに使えるユースケースが欲しい」「Copilotプロンプトを提供してほしい」といった要望が多く寄せられました。事務局は、従業員によるCopilotの利用と工夫を促進し、グローバル全体でのより本格的なCopilot定着推進を図るためには、従来の体制・施策を超えたカルチャー変革が必要であると考えました。

Copilotの定着推進を担当する浅田様は、Copilotとの向き合い方についてこう語ります。

「CopilotはMicrosoft 365にアドインされるもので、そもそもM365の利用方法が多様であることを理解することが重要です」

「ユースケース・プロンプトを提供するだけでは、社員1人1人の働き方・業務の仕方に合ったCopilotの真の活用・定着は実現できません」

|Champion制度によって「Create a Movement」を加速

「Create a Movement」――これは、Copilotのさらなる定着を進めるにあたって浅田様が考案したキャッチコピーです。

Copilot活用の“自分ごと化”を図り、現場からボトムアップで変革を起こすために、住友商事と弊社はアンバサダーを起用する「Champion」制度の策定に着手。以下の5ステップで、グローバルも含めた会社全体でのCopilot定着化を目指しています。

 

①:利用実態の把握と、Champion定義

利用状況の分析を通じて、Copilot利用におけるイノベーター層からラガード層のポジションマップを作成。また、選出したChampionたちに強制ではなく、カジュアルに楽しく活動をしてもらうための仕掛けづくりとして、賞賛や露出機会の提供といった心理的ベネフィットの用意や、活動スコープ及び内容に応じたChampion種類の定義策定などを実施しました。

 

②:Championアクティベートに向けた複数拠点でのワークショップ開催

ムーブメント醸成やChampionとしての意識付けを目的とした対面型ワークショップで、Championとしての活動内容検討や、「Day in the LIFE」と呼ばれる業務の一日の流れもとにした独自ユースケースの発掘などを実施。東京本社のみならず、国内複数拠点でもワークショップを定期的に開催するほか、開催する時間帯にも幅を持たせることで、Championの参加率向上を図りました。また、国内の関連会社からも複数のChampionが参画。Copilotムーブメントはグループ各社へと着実に広がりつつあり、数万ユーザー規模への波及効果が見込まれています。

 

③:Championの自発的な活動と、視覚で伝えるムーブメント醸成

Champion同士が自発的にコミュニケーションを行う場として、Viva Engageの利用を促進 。また、Copilot Championを宣伝するポスター(イメージ:下記中央画像)、Copilotオリジナルステッカー(イメージ:下記右側画像)なども制作し、「Copilotって楽しそう!カッコよさそう!」というムーブメントを視覚的に伝える工夫も図りました。住友商事も弊社も、ムーブメント醸成と、その先のカルチャー変革に向け、デザインを通じた視覚的訴求も重要視しています。

 

④:グローバル全体推進に向けて

欧米、アジア、中東、アフリカなど、各地域・拠点のカルチャーや働き方にフィットしたCopilot定着化を実現するため、日本をハブとしてグローバルな情報共有を推進しています。Copilotの展開アプローチやユースケースに関する連携を強化し、全社活用のさらなる拡大に取り組んでいます。

 

⑤:住友商事べストプラクティスを社外に発信!国内Copilotムーブメントの起爆剤の一つに

ユーザー企業様同士の意見交換や交流などを目的に、弊社顧客と浅田様が、業界・企業の垣根を超えディスカッションする機会や、各社のCopilot Championが交流する場(※詳細=ITmedia記事近日公開予定)を提供しています。

|「効果」は数字だけじゃない!ユーザーの声も大切に

弊社では、ROI(投資対効果)において、「定性」の観点も重視しています。実際に、住友商事でもユーザーサーベイやワークショップで得られたユーザーの声をもとに、Copilot利用価値を可視化しています。

|今後に向けて

住友商事のCopilot Champion Journeyは、まだ始まったばかり!9,000名の全役職員を巻き込む大規模な取り組みのなかで、「Champion(ユーザー)起点の推進」こそが、真のムーブメントを醸成する原動力になると、住友商事と弊社は確信しています。弊社は、今後も住友商事様のCopilot活用の取り組みに伴走しグローバルも含めた全社での定着に貢献していきます。

 

 

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